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お知らせ
【人材確保等支援助成金】離職率が高い会社こそチャンス!?9人未満は現状維持でOK!(2025/5/31)
「人が辞める……」そんな悩みを抱える中小企業に朗報です。厚生労働省の「人材確保等支援助成金(雇用管理制度・雇用環境整備助成コース)」では、離職率の改善が助成金の受給に直結します。そして実は、離職率が高い会社ほどこの制度、かなり狙い目です。
◆ 離職率が高い=チャンス!? 助成金の支給には「制度導入により離職率が改善されたこと」が要件の一つ。裏を返せば、計画時点で離職率が高ければ高いほど、改善幅が出しやすく、受給のチャンスが広がるというわけです。
たとえば、10人以上の事業所なら、計画時より1ポイント以上の改善が必要です。逆に離職率が低い会社ほど「0.5%を0%にする」など難しい目標を課されることになります。
◆ 9人未満の会社はもっとラク! そして注目なのが「常時雇用する労働者が9人未満」の事業所。なんとこの場合、離職率の"改善"がなくても、「現状維持」でOKです!
つまり、「うちは人が辞めがちで困ってる」と感じている中小企業にこそ、この制度は最適なんです。
◆ 助成金の対象は?
・賃金規定制度(賃金表+定期昇給)
・諸手当等制度(資格手当・役職手当など)
・人事評価制度(賃金反映が条件)
・職場活性化制度(1on1、メンター制度など)
・健康づくり制度(人間ドックなど)
・業務負担軽減機器の導入(作業負担の軽減)
これらのうち、1つ以上を「新たに導入」し、一定の要件を満たすと最大230万円(賃金引上げも併用なら最大287.5万円)まで支給されます。
◆ ポイントまとめ ・離職率が高い=改善幅が出しやすく狙い目 ・9人未満の事業所は「現状維持」でもOK ・助成金狙いなら導入前に計画書提出が必要
「人が定着しない」と悩む今こそ、制度を使って職場環境を改善し、助成金もゲットするチャンスです!