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新聞からの学び:社会保険労務士のつぶやき(2023/11/5)

不定期で、新聞で気になった記事をご紹介したいと思います。

・寝たきりにさせない介護
https://twitter.com/nikkei/status/1720336649916404018
日経新聞より

介護施設で寝たきりになんて誰もなりたくない!
最近は要介護度を下げるための自立訓練をしてくれる介護施設もあるそうです。願ったりかなったりですが、要介護度が軽くなれば、介護保険料も上がってしまうのでちょっとしたジレンマかも。
ともあれ、健康で元気なお年寄りが増えることはいいこと!

・建設業の外国人業者への委託について
https://www.sankei.com/article/20231104-CA56BFZEMFLHXF643VJPJ3E6MI/
建設業(解体等も含む)は、いくつかの事業者が集まって
自分の部署を担当する、元請け・下請け・孫請け
という制度でやっています。
今回は、日本の不動産業者が中国人の事業主の会社に委託し、
孫請けでクルド人の事業者に孫請けさせた、という記事です。
外国人の業者の方が安くやってくれるから、と委託したようですが、賃金の払い方や安全管理に問題がありそうです。
解体するにも、周囲への配慮が必要ですが、されていないようです。解体する際も命綱をつけていなかったり・・・
事業所に労災保険を適用させるには届け出が必要ですが、
外国人同士が委託という形になるとなかなか法令を遵守させることって難しいのかと感じました。
信用問題に関わるため、このような業者ばかりではないと思いますが、いい加減な工事ばかりになって、耐震性・防災性がおろそかになって大惨事・・とならないか気になりました。

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